姿勢とセロトニンと体内ホルモンの関係性

姿勢と体内ホルモン

人間の身体は、細胞が次々と生まれ変わる新陳代謝によって成り立っている。

体内ホルモンのバランスは新陳代謝と密接に関わっている。

細胞の新陳代謝は、全身に巡る血液によって、栄養が行き渡る。

①正しい姿勢→②栄養が血液中を巡る→③新陳代謝→④ホルモン分泌

となる。

ホルモン分泌が正常に行われるには、

正しい姿勢というのはとても大切なのだ。

正しい姿勢

正しい姿勢を心がけると、心身ともにどのよう影響があるのだろうか?

 

1 記憶力の向上

人は記憶をするとき、脳波を利用する。

その脳波の一つにシータ波と呼ばれるものがある。

このシータ波の働きを活性化するためには、

セロトニンの量が適量である事が必要なのだ。

正しい姿勢を心がける事で、正常にセロトニンが分泌され、ホルモンバランスが整えられる。

その結果記憶力の向上が期待できるのだ。

2 基礎代謝が上がる

正しい姿勢を心がける事で、使わなかった筋肉が活性化され、血液の循環が良なり、基礎代謝が上がるのだ。

3 好印象を与えられる

コミュニケーションは身体言語による割合が大きいという話を前の記事にも書いたが、姿勢も相手に大きな印象を与える。

あなたが、顔面偏差値60の姿勢以外同スペックの男性に同時に話しかけられたとする。

一人目は猫背の男性、二人目は背筋の通った姿勢のいい男性。

さて、あなたはどっちを選ぶだろう?

勿論、二人目、姿勢のいい男性だろう。

『人は見た目が9割』という本がひと昔前に流行ったが、

第一印象というのはとても大切なのだ。

4 肌が綺麗になる

姿勢を良くする事で、溜まっていた老廃物が排出され、

血流が良くなりホルモンバランスが整えられるため、

ニキビや肌荒れが改善される。

 

正しい姿勢を心がけると、神経伝達物質であるセロトニンが分泌されて、様々な効用をもたらす。

上にあげた姿勢を良くする事で期待される効果は、ほとんどがセロトニンによるものである。

 セロトニン

この物質は、別名で『幸せホルモン』と呼ばれる。

体内リズム、神経内分泌、睡眠、体温調整、血管の緊張の調整

などに関係する物質である。

ストレスを和らげ幸せを感じやすくなると知られている。

 

悪い姿勢

姿勢が悪いとセロトニンが分泌されなくなる

セロトニンが分泌されないとどうなるの?

  ・身体的症状

疲れやすい 食べ過ぎるor食欲がない 寝つきが悪いor不眠

痛みに敏感になる 日中眠い

・精神症状
無気力 ぼーっとする 集中力が続かない 感情的になる 欲求不満

セロトニンが不足するうつ病にかかりやすくなる

その他にも、自律神経失調症、不眠症、統合失調症などの精神疾患を患いやすくなるそうだ。

 

姿勢を正すだけで、天と地の差が出てくる。

 

猫背を治す

意識すれば治る猫背と、姿勢を正すのすら辛い猫背がある。

姿勢を正す事すら辛い猫背の場合、ストレッチポール、ランニング、背筋などをお勧めする。

ストレッチポールは使っていると自然に姿勢が良くなる。

定期的に、正しい姿勢で、ランニングや、背筋を行う事で、

意識せずに自然と姿勢を良くなっていく。

 

こどもバナナ青汁

健康カテゴリの最新記事

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。