人間の7つの動作の信頼できる順番
”① 自律神経信号→ 汗をかく、顔色が変わるなど
② 脚の動き
③ 体幹(胴体)信号→姿勢
④ 見分けられない手振り→微妙な手の動き
⑤ 見分けられる手振り→意図的な手の動き
⑥ 表情
⑦ 言語デズモンド・モリス『マンウォッチング』
これらの順番は心理学の世界で高く評価されている
動物行動学者デズモンド・モリスによる著書『マンウォッチング』から抜粋したものである。
人間の七つの動作を信頼できる順にあげている。
①自律神経信号
汗をかいたり、動悸が激しくなったりなどの生理的反応である。
このような生理的反応は、神経系の反応であるため、自分の意志や理性で
意識的にコントロールすることは難しい。そのため最も信頼度の高いものとなっている。
自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類に分けられる。
これら二つの神経の活動は、同時に強まる事は少なく、どちらか一方の神経が活性化される。
そして、これら二つの神経は正反対の役割をするのだ。
●二重支配
この交感神経と副交感神経の両方の神経は、臓器に向かって伸びており、
臓器の制御をおこなっている。
②下肢信号
つま先は嘘をつかない
あなたと対面してる相手のつま先はどこを向いているだろうか?
相手の上半身はあなたの方を向いていても、
あなたに相手のつま先が向いていない場合、それは相手はあなたに興味がない可能性が高いかもしれない。
人は本音がバレないように表情を取り繕ったりするが、脚の向きは無意識に考えてることが現れてしまう。そのため、
人は興味がある人につま先が向く。
それだけでは確信が得られないと思う場合は、脚のしぐさから読み取ることができる。
①脚を軽く開いて座っている。
リラックスしている状態。
あなたを受け入れようとしている。
②脚を固く閉じて、あるいは固く組んで座っている
自己防衛のポーズである。
不安を感じていたり、緊張していたりすると考えられる。
また、本心を見せるのを拒んでいるのが分かる。
→性格的に言えば、男性なら甘えん坊。
③脚を大きく開いて、あるいは投げ出して座っている。
相手をあなたを威嚇しているか、見下している。
→性格は乱暴で雑な人、自己中心的な人物
④脚を軽く組んで座っている。
格好つけた組み方をしているならば、あなたによく見られたい、認められたいと思っているのかもしれない。
→性格は人の目を気にする人物。
格好つけるポーズをとるような人間は、
他人から格好良く見られたいと言う願望を秘めている。この場合、無意識の部分で自分の無力さを感じている場合が多い。無力な自分を隠すために格好つけたり見栄をはったりするのだ。